インプラントには、もともと医学用語で「植立する」という意味があります。
失われた歯の場所に、歯根の代わりになる人工の歯根(インプラント)を埋め込み、
その上に人工の歯を取り付ける治療法を「インプラント治療」といいます。
インプラントは「第2の永久歯」といわれるほど、機能的にも、見た目にも、
天然の歯にもっとも近く、最近インプラント治療を受ける方が急速に増えています。

最近話題になっている心臓移植や肝臓移植は、ドナーという臓器提供者がいて
初めて成り立つものです。
それを医学用語でトランスプラント(移植)と言います。
一方インプラントは生体にとって無刺激・無毒で、体に適応しやすい性質
(生体親和性)の高い人工的なものをその臓器の代わりに使います。
例えば、人工腎臓や人工関節などが、それにあたります。
歯科インプラントも同じように歯の根の代わりをする金属(チタン)などの
人工材料を利用しています。
◆ 従来の治療
失った歯の、両側の健康な歯を
削ってブリッジを取り付けます。
入れ歯は慣れるのに時間がかかり、
支えている健康な歯と歯ぐき
にも負担が大きくなります。
総入れ歯では、部分入れ歯以上に
不安定でかむのに苦労し、
発音もしにくくなります。
◆ インプラント治療
抜けた所ヘインプラントを埋め込み、
人工の歯を取り付けます。
見た目にも自然です。
入れ歯と違って金具が見えず
天然の歯のようにかむことができます。
残った歯にも負担をかけません。
インプラントを数本埋め込み、
入れ歯を固定します。
天然の歯のように食事が楽しめます。